
4月20日の15:17に受信した Amazon を名乗る迷惑メール
以下のメールは 4月20日の15:17 に受信した アカウント再認証の依頼 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、Amazon <2FTP3@classi.jp> と記述されえていますが、アマゾンの場合 classi.jp のようなドメインで送信してくることは無く amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは ***.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
classi.jp は 授業や面談、学校と保護者のコミュニケーションなどの教育ICTサービスを提供している Classi株式会社 でオフィシャルに使用しているドメインなのに、Amazon からのメールのドメインに何でこれを使っているの??
こんなドメイン使っていたら一発でアウトだってわかるじゃん。
こんなので騙されると思っているんだろうね。 ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://info.qyg-cn.com/update のURLが登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://**.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
info.qyg-cn.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 104.21.16.1 で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
info.qyg-cn.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "2FTP3@classi.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (2FTP3@classi.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると classi.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 220.192.228.36 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市 にあるデバイスに China Unicom Network と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(220.192.228.36)に実際にオフィシャルで Classi株式会社 が使用している classi.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( "Amazonログイン" の文字列)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。