
4月14日の13:20に受信した VISAカード【visacard】を名乗る迷惑メール
以下のメールは 4月14日の13:20 に受信した セキュリティ強化のための本人確認のご案内 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、Visaカード <lfmat@bneff.net> と記述されえていますが、VISAカード (Visa Japan) の場合 bneff.net のようなドメインで送信してくることは無く、 VISAカード (Visa Japan) は、visa.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②は、クリックを促すためのリンクですが、このURLに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://members.visavazpzpobcx.co.jp/ のURLが登録されていました。
VISAカード (Visa Japan) のURLは https://www.visa.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
このURLの記述は、明らかに VISAカード (Visa Japan) のURLで無いことが分かりますよね。
このURLをこのままメール本文中に記述していると、一目で不正なものだとわかっちゃいますね。
これはこれで一発でアウトですよね。ww
members.visavazpzpobcx.co.jpと云うURLの発信先を調べてみましたが、このドメインはインターネット内に存在していないようですので既に削除されたかインターネットに接続されていないようですのでアクセスできません
メールのヘッダーを確認してみると "lfmat@bneff.net" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (lfmat@bneff.net) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると bneff.net から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 114.103.81.152 で、中国の安徽省宿州市にあるデバイスに CHINANET Anhui PROVINCE NETWORK と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文下部に "https://intellect-inc.co.jp/wp/?page_id=102" と記述されている個所がありますが、このURLは 株式会社インテレクト と云う会社の 事業概要 を紹介しているものですので、3Dセキュア に関するページではありません。
このURLをクリックしても 株式会社インテレクト の事業概要のページが表示されるだけです。
もしも、不安に思うならば、VISAカード (Visa Japan)のサポートにアクセスして確認してくださいね。 ww
メール下部に "tokyobcppxzdh株式会社" との記述がありますが、このような会社は存在しなくて、Visa Japanとは全く関係の無いものですので、この点からもインチキ詐欺メールだって分かりますよね。ww
VISAカード (Visa Japan) からも 、"Visaは、いかなる場合も、eメールでカード会員の個人情報および機密情報を確認することは決してございません。
カード会員は、このような個人情報の提供を要求するeメールを受けとられても、カード番号や有効期限、暗証番号といったクレジットカード情報、銀行口座などの個人情報を絶対に提供しないようご注意下さい。" と注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。