
4月13日の07:48に受信した AEONクレジットサービス【イオンカード】を名乗る迷惑メール
以下のメールは 4月13日の07:48 に受信した セキュリティ設定の確認をお願いいたします と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、AEONクレジットサービス <Aeon.blteez96@workman.co.jp> と記述されえていますが、イオンカードの場合 workman.co.jp のドメインで送信してくることは無く、 イオンカードは ***.aeon.co.jp もしくは aeon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
workman.co.jp は 作業服や安全靴などの販売を全国的に展開している ワークマン でオフィシャルに使用しているドメインなのに、イオンカード からのメールのドメインに何でこれを使っているの??
こんなドメイン使っていたら一発でアウトだってわかるじゃん。
こんなので騙されると思っているんだろうね。 ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://rqhl.cn/H******D のURLが登録されていました。
****** の箇所は不規則なアルファベットと数字の羅列が記述されていましたが、これは受取人個人が特定されると思われるため、あえて ****** の記述にしてマスクしています。
イオンカードの場合のURLは https://www.aeon.co.jp/ もしくは
https://www.aeonfinancial.co.jp/ もしくは https://www.aeonbank.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
rqhl.cn と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 104.21.19.71 で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
rqhl.cn は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "Aeon.blteez96@workman.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (Aeon.blteez96@workman.co.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると esa1-m.pub12.claro.co から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 191.156.47.248 で、コロンビアのアンティオキア県メデジン にあるデバイスに COMUNICACIÓN CELULAR S.A. COMCEL S.A. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に " セキュリティに関する質問に回答し、本人確認を完了してください。" と記述されている個所がありますが、もしも、不安に思うならば、クリックを促す箇所のリンク (セキュリティ確認) を決してクリックせずに、イオンの公式ホームページ (
https://www.aeon.co.jp/ ) にアクセスして、"ログイン" から確認してくださいね。 ww
送信者の箇所に "AEONクレジットサービス" と記述していますが、イオンクレジットサービスは、イオンフィナンシャルサービス株式会社に吸収合併されて、解散しているので、イオンクレジットサービス株式会社なるものは現存しない会社のため、この点から見ても明らかに不正なものだと分かりますよね。ww
イオンからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、リンクをクリックしないで即削除しましょう。