
11月22日の13:54に受信した マスター カード を名乗る迷惑メール
以下のメールは 11月22日の13:54 に受信した マスター カード認証通知 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、マスター カード <Amazon-Administrator-idpjfofuqpamhntvcnwpnibrt@olex.com> と記述されえていますが、マスターカード (Mastercard) の場合 olex.com のようなドメインで送信してくることは無く、 マスターカード (Mastercard) は、mastercard.co.jp もしくは mastercard.com のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②は、クリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://nwsgoq.com/ のURLが登録されていました。
マスターカード (マスターカード・ジャパン) のURLは https://www.mastercard.co.jp/ja-jp.html が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
nwsgoq.com と云うURLの発信先を調べてみましたが、このドメインはインターネット内に存在していないようですので既に削除されたかインターネットに接続されていないようですのでアクセスできません。
メールのヘッダーを確認してみると "Amazon-Administrator-idpjfofuqpamhntvcnwpnibrt@olex.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (Amazon-Administrator-idpjfofuqpamhntvcnwpnibrt@olex.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると caonima から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 113.133.31.216 で、中国の陝西省玉林市 にあるデバイスに CHINANET SHAANXI PROVINCE NETWORK と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
マスターカード (Mastercard) からも 、"Mastercardのブランドのついたカードをお持ちのお客様に対し、Mastercardや、カード会社及び金融機関から、口座や個人情報をたずねるメールを送ることは一切ありません。こうした詐欺メールを受け取った際は、直ちにメールを削除し、口座や個人情報開示の呼びかけには応じず、また添付やリンクを開いたりしないようにしてください。" と注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。