【重要なお知らせ】:クーポン利用規約違反について と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
8月27日の11:53に受信した Amazon【Amazon.co.jp】名乗る迷惑メール

 

以下のメールは 8月27日の11:53 に受信した 【重要なお知らせ】:クーポン利用規約違反について と題したメールです。

 

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②と③の箇所です。

 

は、Amazon <uxejox@t.vodafone.ne.jp> と記述されえていますが、アマゾンの場合  t.vodafone.ne.jp のような今では使用されていないボーダフォンのドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは  ***.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

t.vodafone.ne.jp は 現在では使用されていないボーダフォンのドメインなのに、なんでAmazon (アマゾン) からのメールのドメインに何でこれを使っているのか?? 

 

こんなドメイン使っていたら一発でアウトだってわかるじゃん。

アホくさっ ?! 何考えているんだか・・・ こんなので騙されると思っているんだろうね。 ww

 

はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://amazon.52cqlysm.com/index.php?login=v*********************************************************ts************************Q== のURLが登録されていました。

 

アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://**.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

amazon.52cqlysm.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが104.21.23.125で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

amazon.52cqlysm.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://kyttcpbrmxvy.jp.sendgrid.net/ls/click?upn=u001.H*************************************r-2*************************************************O-2**********************************C-2*******************************************************g-2********************************************************c-3*****************************************f-2*************************************************a-2****************************L-2*****************************************************w-2********************************************y-2****************************************j のURLが登録されていました。

 

アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://**.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

kyttcpbrmxvy.jp.sendgrid.net と云うURLの発信先を調べてみましたが、このドメインはインターネット内に存在していないようですので既に削除されたかインターネットに接続されていないようですのでアクセスできません。

 

メールのヘッダーを確認してみると "uxejox@t.vodafone.ne.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (uxejox@t.vodafone.ne.jp) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると t.vodafone.ne.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 220.192.231.133 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市 にあるデバイスに China Unicom Network と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス (220.192.231.133) に 既に削除されインターネット内に存在しない t.vodafone.ne.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( "身分情報提出フォーム" や "ログイン" などの文字列)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。

 

Amazon.co.jpでは  "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。

 

どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。