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6月10日の08:50に受信した イオン銀行【AEON】を名乗る迷惑メール
以下のメールは 6月10日の08:50 に受信した 【重要なお知らせ】AEON ご利用確認のお願い と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、AEON <order-update@aeon.co.jp> と記述されえていますが、aeon.co.jp はイオンカードで実際に使用しているドメインです。
しかし、イオンの場合 order-update のようなユーザー名(メールアカウント)で送信してくることは無いので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://www.czqdwxt.top/?f*****x のURLが登録されていました。
イオンのURLは https://www.aeon.co.jp/、イオン銀行のURLは https://www.aeonbank.co.jp/aeoncard/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
www.czqdwxt.top と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 150.109.6.102 で、シンガポールのシンガポール中央社会開発協議会 にあるデバイスに ACEVILLE PTE.LTD. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
www.czqdwxt.top は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "order-update@aeon.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(order-update@aeon.co.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると aeon.co.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 49.79.10.3 で、中国の江蘇省南通市にあるデバイスに CHINANET jiangsu province network と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス (49.79.10.3) に イオン で正式に使用している aeon.co.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文内に記述されている複数のURLは、すべて実際にイオンの正式なHPへリンクされているもので、表示されているURLとこのURLに登録されているリンク先は同じものでした。
イオン銀行からも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。