5月25日の11:25に受信した エポスカード【エポスNet】を名乗る迷惑メール
以下のメールは 5月25日の11:25 に受信した 【重要なお知らせ】ご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、エポスカード <qbuiqjqhpsqv@h.vodafone.ne.jp> と記述されえていますが、エポスカードの場合 h.vodafone.ne.jp のような今では使用していないボーダフォンのドメインで送信してくることは無く、 エポスカードは 01epos.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
h.vodafone.ne.jp は 現在では使用されていないボーダフォンのドメインなのに、なんでエポスカードからのメールのドメインに何でこれを使っているのか??
こんなドメイン使っていたら一発でアウトだってわかるじゃん。
アホくさっ ?! 何考えているんだか・・・ こんなので騙されると思っているんだろうね。 ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://ijelmpjoozeiw.com/X**z のURLが登録されていました。
エポスカードのURLは https://www.eposcard.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
ijelmpjoozeiw.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 103.140.239.152 で、香港のHong Kong SAR にあるデバイスに UFO Network Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
ijelmpjoozeiw.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "qbuiqjqhpsqv@h.vodafone.ne.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (qbuiqjqhpsqv@h.vodafone.ne.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると h.vodafone.ne.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 42.6.176.63 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市 にあるデバイスに China Unicom Liaoning Province Network と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス (42.6.176.63) に 既に削除されインターネット内に存在しない h.vodafone.ne.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
このメールの本文下部に記述している URL は、記述されている機関の正式なURLになっていました。
また、エポスに関するURLもエポスカードの正式なURLになっていました。
エポスカード からも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックを促すリンク ("「エポスNet」ご利用確認はこちら" の文字列) を絶対にクリックせずに即削除しましょう。