Amazon重要情報についての通知 と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
5月2日の11:44に受信した Amazon 名乗る迷惑メール

 

以下のメールは 5月2日の11:44 に受信した Amazon重要情報についての通知 と題したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、Amazon <gcmtrb@nifty.com> と記述されえていますが、アマゾンの場合  nifty.comのようなドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは  ***.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

nifty.com は @nifty (ニフティ株式会社)でオフィシャルに使用しているドメインなのに、アマゾン からのメールのドメインに何でこれを使っているの?? 

 

一発でアウトだってわかるじゃん。バカじゃねーの?!・・・ ww

 

はクリックを促すためのリンクですが、このアイコンに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://anazom.mintoub.com/FU9VhP のURLが登録されていました。

 

アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://**.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

anazom.mintoub.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが172.67.189.221で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

anazom.mintoub.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

メールのヘッダーを確認してみると "gcmtrb@nifty.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(gcmtrb@nifty.com) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると nifty.com から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.165.176.217 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスにChina Unicom Liaoning Province Network と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(175.165.176.217) に @nifty (ニフティ株式会社) で正式に使用している nifty.com と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

このメールには画像が含まれています。
HTMLメール形式のメールに含まれている画像データを表示させるとメールアドレス等の情報を収集されたりする可能性があるため、このメールに含まれている画像は表示させないようにしましょう。
 

この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( "Аmazon ログイン" のアイコン)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。

 

Amazon.co.jpでは  "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。

 

どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。