【三井住友】SMBCカードアカウントの再認証が必要です と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
4月14日の19:22に受信した 三井住友カード【三井住友銀行】名乗る迷惑メール

 

以下のメールは 4月14日の19:22 に受信した 【三井住友】SMBCカードアカウントの再認証が必要です #77016 と題したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、三井住友カード <nzxmc@koshizuka.jp> と記述されえていますが、三井住友銀行の場合  koshizuka.jp のようなドメインで送信してくることは無く、三井住友銀行は dn.smbc.co.jp もしくは ra.smbc.co.jp もしくは msg.smbc.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

koshizuka.jp は 食肉製品の製造加工・卸売・小売販売などを行っている株式会社コシヅカハム でオフィシャルに使用しているドメインなのに、三井住友銀行からのメールのドメインに何でこれを使っているの?? 

一発でアウトだってわかるじゃん。アホくさっ・・・ ww

 

はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://www.wpt37.com/ のURLが登録されていました。

 

三井住友銀行のURLは https://www.smbc.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

www.wpt37.com と云うURLの発信先を調べてみましたが、このドメインはインターネット内に存在していないようですので既に削除されたかインターネットに接続されていないようですのでアクセスできません。

メールのヘッダーを確認してみると "nzxmc@koshizuka.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (nzxmc@koshizuka.jp) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると koshizuka.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 23.91.96.180 で、香港のHong Kong SARにあるデバイスに UCLOUD と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

香港(=中国)ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス (23.91.96.180) に 株式会社コシヅカハム で正式に使用している koshizuka.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

メール本文の内容が三井住友銀行からのものとなっていますが、メールの差出人が "三井住友カード" となっているのはどういう事なの? 

三井住友銀行と三井住友カードは別会社だよ。

こんなことは絶対にあり得ないので明らかに不正なものだとわかっちゃいますよね。ww

 

本文中に "以下をクリックしてご本人様確認を行ってください" と記述されていますが、もしも、不安に思うならば、このメールに記述されているリンク (ご本人様の確認はこちらへ) を決してクリックせずに、三井住友銀行の公式ホームページ (https://www.smbc.co.jp/) にアクセスして、"ログイン" からログインして確認してくださいね。 ww

 

三井住友銀行からも 、この様なメールを受け取っても "URLや添付ファイルを開かず、メールを削除してください" と注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。