
3月3日の20:13に受信した イオンクレジットサービス株式会社【イオン銀行】を名乗る迷惑メール
以下のメールは、3月3日の20:13 に受信した ゴールドカードは抽選口数2倍!全額還元(最大10万ポイント)のチャンス と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、イオンスクエアメンバーニュース <customerlogin-support@welcome-aeon-mall.shop> と記述されえていますが、イオンカードの場合 welcome-aeon-mall.shop のドメインで送信してくることは無く、 イオンカードは ***.aeon.co.jp もしくは aeon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②には、クリックを促すためのリンクが多数含まれていますが、全て同じアドレスが登録されていました。
これらの文字列や画像に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、
https://aryn.za.com/login のURLが登録されていました。
イオンカードの場合のURLは https://www.aeon.co.jp/ もしくは
https://www.aeonfinancial.co.jp/ もしくは https://www.aeonbank.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
aryn.za.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 104.21.33.13 で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
aryn.za.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "customerlogin-support@welcome-aeon-mall.shop" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (customerlogin-support@welcome-aeon-mall.shop) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると mail.welcome-aeon-mall.shop から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 80.94.92.51 で、オランダの北ホラント州アムステルダムにあるデバイスに PPTECHNOLOGY LIMITED と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
このメールの下部に "お問い合わせ先" や "業務受託会社" を イオンクレジットサービス株式会社と記述していますが、イオンクレジットサービス株式会社は、イオンフィナンシャルサービス株式会社に吸収合併されて、解散しているので、イオンクレジットサービス株式会社は現存しない会社のため、この点から見ても明らかに不正なものだと分かりますよね。ww
このメールには画像が含まれています。
HTMLメール形式のメールに含まれている画像データを表示させるとメールアドレス等の情報を収集されたりする可能性があるため、このメールに含まれている画像は表示させないようにしましょう。
イオンからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、リンクをクリックしないで即削除しましょう。