2月12日の07:47に受信した 楽天カード【楽天e-NAVI】を名乗る迷惑メール
以下のメールは、2月12日の07:47 に受信した 【速報版】カード利用のお知らせ本人ご利用分
と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、楽天カード株式会社 <mipsywgyt@linkstec.co.jp> と記述されえていますが、楽天カードの場合 linkstec.co.jp のようなドメインで送信してくることは無く、楽天カードは mail.rakuten-card.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
linkstec.co.jp は 情報サービス業やソフトウェア開発などを行っている イーテクノロジー株式会社 がオフィシャルに使用しているドメインなのに、なんで Amazon (アマゾン) からのメールのドメインに何でこれを使っているのか??
こんなドメイン使っていたら一発でアウトだってわかるじゃん。
アホくさっ ?! 何考えているんだか・・・ こんなので騙されると思っているんだろうね。 ww
②は、クリックを促すためのリンクですが、このアイコンに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://clck.ru/38k7zK のURLが登録されていました。
楽天カードのURLは https://www.rakuten-card.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
clck.ru と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 213.180.204.221 で、ロシアの中央連邦管区モスクワ にあるデバイスに YANDEX LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
clck.ru は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "mipsywgyt@linkstec.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (mipsywgyt@linkstec.co.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると linkstec.co.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 123.188.33.237 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市 にあるデバイスに China Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(123.188.33.237)に実際に イーテクノロジー株式会社 で使用している linkstec.co.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
このメールの中央部から下部にかけて記述されている4つのURLは、楽天のオフィシャルのページへのリンクになっています。
楽天カードでも "楽天カードからメールでクレジットカード番号やポイントカード番号を聞き取ることはありません。入力を求められたら入力を控えるようお願いいたします。" と注意喚起しています。
また、この様なメールを受け取っても安易にリンク先ホームページにアクセスしたり、アクセス先のホームページにパスワード等を入力したりせずに、絶対にクリックしないで即削除しましょう。
どうしても気になるのであれば、https://www.rakuten-card.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。