2月7日の03:16に受信した イオンカード を名乗る迷惑メール
以下のメールは、2月7日の03:16 に受信した 【重要】イオンカードからの重要なセキュリティ更新 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、イオンカード <Kathy-xxxx@hess-work.wp6.com> (xxxxは自分のメールアカウントです) と記述されえていますが、イオンカードの場合 hess-work.wp6.com のようなドメインで送信してくることは無く、 イオンカードは ***.aeon.co.jp もしくは aeon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②は、クリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、
https://rxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx4@hotairballoon-e1tw-1w1n.ho7nwesv.workers.dev/ のURLが登録されていました。
イオンカードの場合のURLは https://www.aeon.co.jp/ もしくは
https://www.aeonfinancial.co.jp/ もしくは https://www.aeonbank.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
hotairballoon-e1tw-1w1n.ho7nwesv.workers.dev と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 104.21.16.213 で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
hotairballoon-e1tw-1w1n.ho7nwesv.workers.dev は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "Kathy-xxxx@hess-work.wp6.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (Kathy-xxxx@hess-work.wp6.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると hess-work.wp6.com から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 113.31.145.242 で、中国の上海にあるデバイスに Baiji Data/China Telecom/China Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
イオンからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、リンクをクリックしないで即削除しましょう。