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2月4日の22:42に受信した 三井住友信託銀行【三井住友信託ダイレクト】を名乗る迷惑メール
以下のメールは、2月4日の22:42 に受信した 【三井住友信託銀行】お客様の直近の取引における重要な確認について と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、三井住友信託銀行株式会社 <bqiy@valuelinx.co.jp> と記述されえていますが、三井住友信託ダイレクトの場合 valuelinx.co.jp のようなドメインで送信してくることは無く、三井住友信託ダイレクトは direct.smtb.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
valuelinx.co.jp は 福井県福井市でWeb制作やソフトウェア開発などを手がけている 株式会社バリューリンクス でオフィシャルに使用しているドメインなのに、三井住友信託銀行からのメールのドメインに何でこれを使っているの??
②は、クリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://clck.ru/38YFhb のURLが登録されていました。
三井住友信託ダイレクトのURLは https://direct.smtb.jp/ が正規のURLなのでこれは明らかに疑うべきURLです。
clck.ru と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 213.180.204.221 で、ロシアの中央連邦管区モスクワ にあるデバイスに YANDEX LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
clck.ru は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "bqiy@valuelinx.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (bqiy@valuelinx.co.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると valuelinx.co.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.150.110.144 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市 にあるデバイスに China Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(175.150.110.144)に実際に 株式会社バリューリンクス で使用している valuelinx.co.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
"詳細はこちらをご覧ください。" の箇所に記述されているURLは、三井住友カードのリボ払い、分割払いなどの⽀払いシミュレーションのページへのリンクです。
三井住友信託銀行からのメールを装っていながら三井住友カードのURLを記載しているなんて全くどうなっているんだか・・・ アホですよね ww
三井住友カードのメールを流用して、このメールを作成したんでしょうね。ww
"差出人:三井住友信託銀行株式会社" の箇所に記述されているURLは、三井住友信託銀行の "インターネットバンキングでのお振り込み受付時間の一時制限の継続について" と云うPDF文書ページへのリンクです。
本文中に "以下の内容をご確認のうえ、質問項目のご回答をお願いいたします。" と記述されていますが、もしも、不安に思うならば、このメールに記述されているリンク (ご回答) を決してクリックせずに、三井住友信託ダイレクトの公式ホームページ (
https://www.smtb.jp/personal/direct) にアクセスして、"ログイン" からログインして確認してくださいね。 ww
三井住友信託銀行からも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。