【ソニー銀行】【重要】お客様の口座が凍結されました。 と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
1月28日の14:54に受信した ソニー銀行【カスタマーセンター】名乗る迷惑メール

 

以下のメールは1月28日の14:54に受信した 【ソニー銀行】【重要】お客様の口座が凍結されました。 と題したメールです。

 

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、ソニー銀行 <no_info@w-h.jp> と記述されえていますが、ソニー銀行の場合  w-h.jp のようなドメインで送信してくることは無く、ソニー銀行は sonybank.net もしくは ***.sonybank.net のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://clck.ru/38KYwh のURLが登録されていました。

 

ソニー銀行のURLは https://sonybank.net/ もしくは https://moneykit.net/ もしくは 

https://o2o.moneykit.net/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

clck.ru と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 213.180.204.221 で、ロシアの中央連邦管区モスクワ にあるデバイスに YANDEX LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

clck.ru は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

メールのヘッダーを確認してみると "no_info@w-h.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (no_info@w-h.jp) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると w-h.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.150.99.1 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスに China Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

中国では 日本のドメイン名「.jp」を紐づけて使用することができるようですね。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

"カスタマーセンター" の箇所に記述されているURLは、三井住友カードのリボ払い、分割払いなどの⽀払いシミュレーションのページへのリンクです。

 

ソニー銀行からのメールを装っていながら三井住友カードのURLを記載しているなんて全くどうなっているんだか・・・ アホですよね ww

 

三井住友カードのメールを流用して、このメールを作成したんでしょうね。ww

 

本文中に "ご利用確認はこちら" と記述されている個所がありますが、もしも、不安に思うならば、この箇所を決してクリックせずに、ソニー銀行の公式ホームページ (https://moneykit.net/) にアクセスして、"ログイン" から確認してくださいね。 ww

 

ソニー銀行からも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク先をクリックしないようにと注意喚起されているので、このようなメールは即削除しましょう。