1月4日の23:10に受信した 三井住友カード を名乗る迷惑メール
以下のメールは1月4日の23:10に受信した 三井住友カードからの警告：不審な取引の検出 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、三井住友カード <service-vpass.ne.jp@zgfupo.com> と記述されえていますが、三井住友カードの場合 zgfupo.com のようなドメインで送信してくることは無く、三井住友カードは vpass.ne.jp もしくは xxx.vpass.ne.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、このURLに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://smdc-carb.com.swnvwvg.cn/ のURLが登録されていました。
三井住友カードのURLは https://www.smbc-card.com/ もしくは
https://www.xxx.smbc-card.com/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
smdc-carb.com.swnvwvg.cn と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 47.91.18.20 で、日本の東京都内 にあるデバイスに ALICLOUD-JP と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
smdc-carb.com.swnvwvg.cn は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "service-vpass.ne.jp@zgfupo.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (service-vpass.ne.jp@zgfupo.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると zgfupo.com から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 173.254.252.171 で、アメリカのテキサス州ダラス郡 にあるデバイスに QuadraNet, Inc と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に "以下のリンクから三井住友カードのウェブサイトにアクセスし、アカウントを確認してください" と記述されていますが、もしも、不安に思うならば、このメールに記述されているリンクを決してクリックせずに、三井住友カードの公式ホームページ (https://www.smbc-card.com/index.jsp) にアクセスして、"Vpassログイン" から確認してくださいね。 ww
三井住友カードからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク先をクリックしないようにと注意喚起されているので、このようなメールは即削除しましょう。