
12月20日の05:36に受信した 三井住友カード【三井住友カードセキュリティチーム】を名乗る迷惑メール
以下のメールは12月20日の05:36に受信した 三井住友カード:口座残高変動の重要セキュリティ通知 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、三井住友カード <e-xxx@uber.com> (xxxは自分のメールアカウントです) と記述されえていますが、三井住友カードの場合 uber.com のようなドメインで送信してくることは無く、三井住友カードは vpass.ne.jp もしくは xxx.vpass.ne.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
uber.com は ウーバーイーツなどを運営している Uber がオフィシャルに使用しているドメインなのに、なんで 三井住友カードからのメールのドメインに何でこれを使っているのか??
こんなドメイン使っていたら一発でアウトだってわかるじゃん。
アホくさっ ?! 何考えているんだか・・・ こんなので騙されると思っているんだろうね。 ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://turtle-rwoo-e1u2.zalm4i1n.workers.dev/ のURLが登録されていました。
三井住友カードのURLは https://www.smbc-card.com/ もしくは
https://www.xxx.smbc-card.com/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
turtle-rwoo-e1u2.zalm4i1n.workers.dev と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 172.67.208.55 で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
turtle-rwoo-e1u2.zalm4i1n.workers.dev は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "e-xxx@uber.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (e-xxx@uber.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると 113.31.147.146 から送信されていて、中国の上海市 にあるデバイスに Baiji Data/China Telecom/China Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に "アカウントの安全が危険にさらされる可能性があります。アカウントをチェックするために、以下のリンクをご利用ください" と記述されていますが、もしも、不安に思うならば、このメールに記述されているリンク("SMBC CARDオンライン本人認証サービス" と記述されている箇所) を決してクリックせずに、三井住友カードの公式ホームページ (https://www.smbc-card.com/index.jsp) にアクセスして、"Vpassログイン" から確認してくださいね。 ww
三井住友カードからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク先をクリックしないようにと注意喚起されているので、このようなメールは即削除しましょう。