12月19日の05:35に受信した Amazonプライム【Amazon Japanカスタマーサポート】を名乗る迷惑メール
以下のメールは12月19日の05:35に受信した Prime会員特典の不正な利用によるアカウント停止通知 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、Amazon.co.jp <n-xxx@uber.com> (xxxは自分のメールアカウントです) と記述されえていますが、アマゾンの場合 uber.com のようなドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは xxx.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
uber.com は ウーバーイーツなどを運営している Uber がオフィシャルに使用しているドメインなのに、なんで Amazon (アマゾン) からのメールのドメインに何でこれを使っているのか??
こんなドメイン使っていたら一発でアウトだってわかるじゃん。
アホくさっ ?! 何考えているんだか・・・ こんなので騙されると思っているんだろうね。 ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://33muq.com/ のURLが登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://××.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
33muq.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 47.242.162.24 で、アメリカのカリフォルニア州サンマテオ郡 にあるデバイスに Alibaba Cloud LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
33muq.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "n-xxx@uber.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(n-xxx@uber.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると pgawg.i.softbank.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 43.130.237.21 で、日本の東京都内 にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited は、中国の広東省深圳市に本部(本社) がある 中国の大手IT・ネットワーク サービス企業です。
(pgawg.i.softbank.jp はSoftbankで使用しているメールサーバーのように見えますが、Softbankではこのようなドメインを含むようなものは使用していないので、これはSoftbankとは全く無関係なものです)
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( "解除手続きへ" の文字列)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。 |
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。