アカウント使用制限のお知らせです。 と題したフィッシング詐欺メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
11月17日の17:45に受信した Amazon 名乗る迷惑メール

 

以下のメールは11月17日の17:45に受信した アカウント使用制限のお知らせです。 と題したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、Amazon <admin@bosihar.com.cn> と記述されえていますが、アマゾンの場合  bosihar.com.cn のようなドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは  xxx.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://hfweimo.publicvm.com/ のURLが登録されていました。

 

アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://××.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

hfweimo.publicvm.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが23.94.221.206で、アメリカのニューヨーク州バッファロー郡 にあるデバイスに ColoCrossing と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

hfweimo.publicvm.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

メールのヘッダーを確認してみると "admin@bosihar.com.cn" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(admin@bosihar.com.cn) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると mail.bosihar.com.cn から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 113.137.40.62 で、中国の陝西省西安市 にあるデバイスに China Telecom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( "ログインページへ" の文字列)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。

 

Amazon.co.jpでは  "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。

 

どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。