
11月15日の03:33に受信した Amazonプライム【Amazon.co.jpカスタマーサービス】を名乗る迷惑メール
以下のメールは11月15日の03:33に受信した お客様のお支払い方法が承認されません. と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、アマゾン <vsavwrechkzm@meiho-oa.jp> と記述されえていますが、アマゾンの場合 meiho-oa.jp のようなドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは xxx.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
meiho-oa.jp は 各種コネクタの類や電子部品を制作している 名豊電機株式会社 でオフィシャルに使用しているドメインなのに、なんでアマゾンからのメールのドメインに何でこれを使っているのか??
こんなドメイン使っていたら一発でアウトだってわかるじゃん。
アホくさっ ?! 何考えているんだか・・・ こんなので騙されると思っているんだろうね。 ww
②はクリックを促すためのリンクですが、このURLに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、http://43.134.107.207/ のURL (IPアドレス) が登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://××.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURL (IPアドレス)です。
43.134.107.207 と云うURL (IPアドレス)の発信先を調べてみると、シンガポールのシンガポール中央社会開発協議会 にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
(Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited は、中国の広東省深圳市に本部(本社) がある 中国の大手IT・ネットワーク サービス企業です)
43.134.107.207 は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "vsavwrechkzm@meiho-oa.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (vsavwrechkzm@meiho-oa.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると meiho-oa.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.165.180.102 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスに China Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(175.165.180.102) に 名豊電機株式会社 で正式に使用している meiho-oa.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
この様なメールを受け取っても、クリックを促すリンク (http://43.0206.27599) を決してクリックすること無く即削除しましょう。
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。