
10月10日の10:31に受信した 三井住友銀行 を名乗る迷惑メール
以下のメールは10月10日の10:31に受信した 【三井住友銀行】ご登録お客様情報の定期的な確認のお願いにつきまして と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、SMBC.co.jp <no-reply@cauls.top> と記述されえていますが、三井住友銀行の場合 cauls.top のようなドメインで送信してくることは無く、三井住友銀行は dn.smbc.co.jp もしくは ra.smbc.co.jp もしくは msg.smbc.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、このURLに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://www.generouscity.top/のURLが登録されていました。
(表示されているURLとこのURLの文字に登録されているリンク先のURLが異なっていますので
気を付けてくださいね)
ちなみにこのURLは、三井住友銀行ではなく、三井住友カードのURLです。
三井住友銀行からのメールに、三井住友カードのURLを記述するようなことはありません。
この点からも、明らかに不正なモノだと分かりますよね。ww
三井住友銀行のURLは https://www.smbc.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
www.generouscity.top と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが192.161.56.57で、アメリカのカリフォルニア州ロスアンゼルス にあるデバイスに QuadraNet Enterprises LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
www.generouscity.top は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "no-reply@cauls.top" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (no-reply@cauls.top) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると cauls.top から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 165.154.18.14 で、日本の東京都内 にあるデバイスに UCLOUD INFORMATION TECHNOLOGY (HK) LIMITED と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に "▼ご利用確認はこちら" と記述されてますが、もしも、不安に思うならば、ここのリンクを絶対にクリックせずに、三井住友銀行の公式ホームページ (https://www.smbc.co.jp/) にアクセス後、ログインして確認してくださいね。 ww
このメールには画像が含まれています。
HTMLメール形式のメールに含まれている画像データを表示させるとメールアドレス等の情報を収集されたりする可能性があるため、このメールに含まれている画像は表示させないようにしましょう。
三井住友銀行からも 、この様なメールを受け取っても "URLや添付ファイルを開かず、メールを削除してください" と注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。