【エムアイカード】お取引目的等の確認のお願い と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
9月22日の07:59に受信した エムアイカード【三越伊勢丹】名乗る迷惑メール

 

以下のメールは9月22日の07:59に受信した 【エムアイカード】お取引目的等の確認のお願い と題したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、三越伊勢丹 <hfdvdjyk@africantravelinc.com> と記述されえていますが、エムアイカードの場合 africantravelinc.com のようなドメインで送信してくることは無く、エムアイカードは micard.co.jp で送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://lihi1.com/9NLsU のURLが登録されていました。

 

エポスカードのURLは https://www2.micard.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

lihi1.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが35.244.149.249で、アメリカのカリフォルニア州マウンテンビュー にあるデバイスに Google LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

lihi1.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

メールのヘッダーを確認してみると "heu@micard.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名を (africantravelinc.com) に改ざんして送付しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると micard.co.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 106.12.128.54 で、中国の広東省広州市にあるデバイスに Baidu/Telecom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

この送信元は、実際にエムアイカードで使用しているドメインを使いメールを送信しているようです。

 

中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(106.12.128.54)に実際に エムアイカード で使用している micard.co.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

エムアイカードからも "メールからのリンク先は偽装が可能です。少しでも怪しいと思ったらリンクはクリック(タップ)しないでください" と注意喚起されているので、

この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクをクリックしないで即削除しましょう。