
9月15日の12:12に受信した 三井住友カード【三井住友銀行】を名乗る迷惑メール
以下のメールは9月15日の12:12に受信した 【重要】三井住友カードログイン情報の確認をお願いします と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、三井住友銀行 <gesture-xxxx@smbc-card.com> と記述されえていますが、三井住友カードの場合 smbc-card.com のようなドメインで送信してくることは無く、三井住友カードは vpass.ne.jp もしくは xxx.vpass.ne.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
また、三井住友カードに関するメールなのに、差出人名が "三井住友銀行" となっている時点でアウトです。
三井住友カードからのメールで、差出人が三井住友銀行になるなんてことは絶対にあり得ない事なので明らかに不正なものだとわかっちゃいますよね。ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://scbbhz.cn/?id=smbc のURLが登録されていました。
三井住友カードのURLは https://www.smbc-card.com/ もしくは
https://www.xxx.smbc-card.com/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
scbbhz.cn と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが43.163.208.170で、日本の東京都内 にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
(Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited は、中国の広東省深圳市に本部(本社) がある 中国の大手IT・ネットワーク サービス企業です)
scbbhz.cn は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "gesture-xxxx@smbc-card.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(gesture-xxxx@smbc-card.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると VM-0-7-centos.localdomain から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 43.134.176.251 で、シンガポールのシンガポール中央社会開発協議会 にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に "三井住友カードの公式ウェブサイトにアクセス" と記述されていますが、もしも、不安に思うならば、このメールに記述されているリンク(Vpassログイン の箇所) を決してクリックせずに、三井住友カードの公式ホームページ (https://www.smbc-card.com/index.jsp) にアクセスして、"Vpassログイン" から確認してくださいね。 ww
三井住友カードからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク先をクリックしないようにと注意喚起されているので、このようなメールは即削除しましょう。