
9月10日の06:01に受信した 三井住友銀行【三井住友カード】を名乗る迷惑メール
以下のメールは9月10日の06:01に受信した 【重要】三井住友カード アカウントの異常通知 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②と③の箇所です。
①は、三井住友銀行より <smbc-xxx@id.apple.com> と記述されえていますが、三井住友銀行の場合 id.apple.com のようなドメインで送信してくることは無く、三井住友銀行は dn.smbc.co.jp もしくは ra.smbc.co.jp もしくは msg.smbc.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
また、三井住友銀行に関するメールなのに、タイトルが "三井住友カード" となっている時点でアウトです。
三井住友銀行からのメールで、タイトルが三井住友カードになるなんてことはあり得ない事なので明らかに不正なものだとわかっちゃいますよね。ww
apple.com は アップル (Apple) でオフィシャルに使用しているドメインなのに、なんで三井住友カードからのメールのドメインに何でこれを使っているのか??
一発でアウトだってわかるじゃん。何考えているんだか・・・ ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://click.contact.vpass.ne.jp/?qs=dxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxde のURLが登録されていました。
三井住友銀行のURLは https://www.smbc.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
click.contact.vpass.ne.jp と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが13.111.228.77で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Salesforce.com, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
click.contact.vpass.ne.jp は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
③はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://pay.ionfsmbb.org/ のURLが登録されていました。
三井住友銀行のURLは https://www.smbc.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
pay.ionfsmbb.org と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが156.251.30.79で、アメリカのカリフォルニア州ロスアンゼルス にあるデバイスに Tcloudnet と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
pay.ionfsmbb.org は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "info@grtworld.com.cn" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名を (smbc-xxx@id.apple.com) に改ざんして送付しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると mail.grtworld.com.cn から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 193.124.24.59 で、アメリカのデラウェア州クレイモント にあるデバイスに Baxet Group Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
このメールには画像が含まれています。
HTMLメール形式のメールに含まれている画像データを表示させるとメールアドレス等の情報を収集されたりする可能性があるため、このメールに含まれている画像は表示させないようにしましょう。
本文中に "アカウントに異常活動が検出されました。アカウントを確認してください。" と記述されているで、もしも、不安に思うならば、メールに記述されているリンク(アカウントを確認してください。)を決してクリックせずに、三井住友銀行の公式ホームページ (https://www.smbc.co.jp/) にアクセス後、ログインして確認してくださいね。 ww
三井住友銀行からも 、この様なメールを受け取っても "URLや添付ファイルを開かず、メールを削除してください" と注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。