三井住友銀行:アカウント異常のお知らせ と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
9月9日の11:39に受信した 三井住友銀行 名乗る迷惑メール

 

以下のメールは9月9日の11:39に受信した 三井住友銀行:アカウント異常のお知らせ と題したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、三井住友銀行 <closer-xxxx@amazon.co.jp> (xxxxは当方のメールアカウントです)と記述されえていますが、三井住友銀行の場合  amazon.co.jp のようなドメインで送信してくることは無く、三井住友銀行は dn.smbc.co.jp もしくは ra.smbc.co.jp もしくは msg.smbc.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

amazon.co.jp は アマゾン (Amazon) でオフィシャルに使用しているドメインなのに、三井住友銀行 からのメールのドメインに何でこれを使っているの?? 

一発でアウトだってわかるじゃん。何考えてこんなメール作っているんだか?!・・・ ww

 

はクリックを促すためのリンクですが、このURLに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://rrrjuyhgf3.cfd/index.php?id=https://www.smbc-card.com/

のURLが登録されていました。

 

(表示されているURLとこのURLの文字に登録されているリンク先のURLが異なっていますので

  気を付けてくださいね)

 

ちなみにこのURLは、三井住友銀行ではなく、三井住友カードのURLです。

三井住友銀行からのメールに、三井住友カードのURLを記述するようなことはありません。

この点からも、明らかに不正なモノだと分かりますよね。ww

 

三井住友銀行のURLは https://www.smbc.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

rrrjuyhgf3.cfd と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが47.245.122.137で、アメリカのカリフォルニア州サンマテオ郡 にあるデバイスに Alibaba Cloud LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

rrrjuyhgf3.cfd は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

メールのヘッダーを確認してみると "closer-xxxx@amazon.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(closer-xxxx@amazon.co.jp) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると VM-4-34-centos.localdomain から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 43.129.44.232 で、インドネシアのジャカルタ にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

(Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited は、中国の広東省深圳市に本部(本社) がある 中国の大手IT・ネットワーク サービス企業です)
 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

このメールの書き出しが "当社では、すべてのお客さまにむけてお客さま情報、お取引目的等の定期的な確認を順次お願いしております" となっていますが、三井住友銀行からは定期的に顧客情報や取引目的等の確認のお願いなどしていないので、騙されないでくださいね。ww

 

本文中に "下記のお取引確認ボタンをクリックすると「お客さま情報・取引目的の確認」の画面が表示されます" と記述されてますが、もしも、不安に思うならば、三井住友銀行の公式ホームページ (https://www.smbc.co.jp/) にアクセス後、ログインして確認してくださいね。 ww

 

三井住友銀行からも 、この様なメールを受け取っても "URLや添付ファイルを開かず、メールを削除してください" と注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。