
9月9日の02:43に受信した Apple【Appleサポートセンター】を名乗る迷惑メール
以下のメールは9月9日の02:43に受信した 【重要】Appleアカウントセキュリティに関するお知ら と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、Apple <crop-xxxx@amazon.co.jp> (xxxxは当方のメールアカウントです)と記述されえていますが、アップルの場合 amazon.co.jp のようなドメインで送信してくることは無く、アップルは apple.comもしくは xx.apple.com のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
amazon.co.jp は アマゾン (Amazon) でオフィシャルに使用しているドメインなのに、appleからのメールのドメインに何でこれを使っているの??
一発でアウトだってわかるじゃん。アホくさっ・・・ ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://rrr564gthhgfd.cfd/index.php?id=https://www.apple.com/jp/ のURLが登録されていました。
アップルのURLは https://www.apple.com/jp/ もしくは https://xxx.apple.com/
もしくは https://apple.com/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
rrr564gthhgfd.cfd と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが47.245.122.137で、アメリカのカリフォルニア州サンマテオ郡 にあるデバイスに Alibaba Cloud LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
rrr564gthhgfd.cfd は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "crop-xxxx@amazon.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(crop-xxxx@amazon.co.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると VM-4-13-centos.localdomain から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 43.155.155.31 で、韓国のソウル特別市 にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
(Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited は、中国の広東省深圳市に本部(本社) がある 中国の大手IT・ネットワーク サービス企業です)
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に "Appleサポートセンター" と記述されていますが、アップルでは公式には "Appleサポートセンター" とは言わずに、"Apple サポート" と言っていますので、ここの表現からも完全にアウトのメールですよね。ww
アップルでは詐欺メールなどに引っかからないための対処法をApple サポートで掲示しているので参照してください。
この様なメールを受け取ったら、URLや添付ファイルを開かずに即削除しましょう。