お客様のアカウント情報の更新が必要です と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
8月10日の02:22に受信した Amazon【Amazonカスタマーサポート】名乗る迷惑メール

 

以下のメールは8月10日の02:22に受信した お客様のアカウント情報の更新が必要です と題したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、Amazon <order-card@amazon.co.jp> と記述されえていますが、このアドレスのドメインはアマゾンが使用しているドメインですが、order-card@amazon.co.jp のメアドで送信してくるメールは、メアドを偽装して送り付けるフィッシングメールとの報告があるので、明らかに疑うべき不正なものであると認識しておいた方が良いと思います。


はクリックを促すためのリンクですが、ここの文字列に設定されているリンク先のアドレス

を確認してみると、https://hallebarde.com/ のURLが登録されていました。

 

アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://××.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

hallebarde.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが43.135.10.199で、香港のHong Kong SAR にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

hallebarde.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

メールのヘッダーを確認してみると "order-card@amazon.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(order-card@amazon.co.jp) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると amazon.co.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.165.181.38 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市 にあるデバイスに China Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(175.165.181.38) に アマゾン (Amazon) で正式に使用している amazon.co.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( "アカウント情報の更新ページへ" の文字列)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。

 

Amazon.co.jpでは  "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。

 

どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。