
8月7日の03:34に受信した 三井住友銀行 を名乗る迷惑メール
以下のメールは8月7日の03:34に受信した 【三井住友銀行】重要なお知らせ と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、三井住友銀行 <info@smbc.co.jp> と記述されえていますが、三井住友銀行は info のユーザー名(メールアカウント)で送信してくる場合、ニュースリリースや新着情報のメールなので、この様なメールは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://xycyvgf.icu/ のURLが登録されていました。
三井住友銀行のURLは https://www.smbc.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
xycyvgf.icu と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが204.44.109.120で、アメリカのカリフォルニア州ロスアンゼルス にあるデバイスに QuadraNet Enterprises LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
xycyvgf.icu は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "kefu@fstykjkf.cn" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名を (info@smbc.co.jp) に改ざんして送付しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると fstykjkf.cn から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 119.8.82.134 で、ブラジルのサンパウロ市 にあるデバイスに HUAWEI INTERNATIONAL PTE. LTD. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
三井住友銀行からも 、この様なメールを受け取っても "URLや添付ファイルを開かず、メールを削除してください" と注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。
どうしても気になるのであれば、三井住友銀行のURL https://www.smbc.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。