
8月3日の18:35に受信した Amazon【Amazon.co.jp】を名乗る迷惑メール
以下のメールは8月3日の18:35に受信した Amazon確認情報を取得できませんでした と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、Amazon.co.jp <store-newsbeyaczsulyohunaayhbapat@Amazon.co.jp> と記述されていて、アマゾンで使用しているドメイン (Amazon.co.jp) で送信されてきていますが、アマゾンはユーザー名(メールアカウント)を store-newsbeyaczsulyohunaayhbapat で送信してくることは無いので 、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、ここのアイコンに設定されているリンク先のアドレス
を確認してみると、https://7339715c39982e50470243d2e04d1bba.laminateproductsdirectltd.com/cxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxa のURLが登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://××.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
7339715c39982e50470243d2e04d1bba.laminateproductsdirectltd.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが104.21.52.225で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
7339715c39982e50470243d2e04d1bba.laminateproductsdirectltd.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "store-newsbeyaczsulyohunaayhbapat@Amazon.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(store-newsbeyaczsulyohunaayhbapat@Amazon.co.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると instance-47mnfg1x-02.localdomain から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 154.85.57.133 で、シンガポールのシンガポール中央社会開発協議会 にあるデバイスに Beijing Baidu Netcom Science and Technology Co., Ltd. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( " お客様情報の更新" のアイコン)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。