
7月27日の21:54に受信した 三菱UFJ銀行 を名乗る迷惑メール
以下のメールは7月27日の21:54に受信した 三菱UFJ銀行ご利用確認のお願い と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、三菱UFJ銀行 <qvqjcxo@bk.mufg.jp> と記述されえていますが、このアドレスのドメインは三菱UFJ銀行が使用しているドメインですが、三菱UFJ銀行の場合 qvqjcxo のようなユーザー名(メールアカウント)で送信してくることは無いので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://dexianglou.com/jp のURLが登録されていました。
三菱UFJ銀行のURLは https://www.bk.mufg.jp/ もしくは https://direct.bk.mufg.jp/
もしくは https://entry11.bk.mufg.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
dexianglou.com/jp と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが43.135.10.199で、香港のHong Kong SAR にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
dexianglou.com/jp は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "qvqjcxo@bk.mufg.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(qvqjcxo@bk.mufg.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると bk.mufg.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 180.117.129.173 で、中国の江蘇省南通市 にあるデバイスに China Telecom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(180.117.129.173) に 三菱UFJ銀行 で正式に使用している bk.mufg.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
三菱UFJ銀行からも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク先をクリックしないようにと注意喚起されているので、このようなメールは即削除しましょう。