
7月27日の06:07に受信した JAL【JALカスタマーサポート】を名乗る迷惑メール
以下のメールは7月27日の06:07に受信した 【重要なお知らせ】JALお客様のアカウント情報の更新が必要です と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、JAL <akmmjsojt@dvt.com> と記述されえていますが、日本航空(JAL)の場合 dvt.com のドメインで送信してくることは無く、 日本航空(JAL)は jal.com もしくは xxx.jal.com もしくは xxx.jal.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
dvt.com は現在売りに出されているドメインのため、現状誰も使用していない (使用できない)ものです。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://hungfookfood.com/jp のURLが登録されていました。
日本航空(JAL)のURLは https://www.jal.co.jp/ もしくは https://www.jal.com/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
hungfookfood.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが43.135.10.199で、香港のHong Kong SAR にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
hungfookfood.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "akmmjsojt@dvt.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(akmmjsojt@dvt.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると dvt.com から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 116.138.209.99 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスに China Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(116.138.209.99) に 現在誰も使用していない (使用できない) dvt.com と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
日本航空(JAL)には カスタマーサポート なる部署は存在しなくて、実際に存在するのは、カスタマーサービス と呼ばれている部署です。
日本航空からも 、この様なメールに記載されているリンク先やコールセンターは弊社とは一切関係ございません と注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。