
7月16日の06:22に受信した イオン銀行【イオンダイレクト】を名乗る迷惑メール
以下のメールは7月16日の06:22に受信した 【イオン銀行】お取引目的等の確認のお願い と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、AEON <dhst@yahoo.co.jp> と記述されえていますが、イオン銀行の場合 yahoo.co.jp のドメインで送信してくることは無く、 イオン銀行は xx.aeonbank.co.jp もしくは aeonbank.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
yahoo.co.jp は Yahoo でオフィシャルに使用しているドメインなのに、イオンからのメールのドメインに何でこれを使っているの??
一発でアウトだってわかるじゃん。アホくさっ・・・ ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://papasphoto.com/ のURLが登録されていました。
イオン銀行のURLは https://www.aeonbank.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
papasphoto.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが43.129.170.14で、香港のHong Kong SAR にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
papasphoto.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "dhst@yahoo.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(dhst@yahoo.co.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると yahoo.co.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 180.117.129.248 で、中国の江蘇省南通市にあるデバイスに China Telecom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
yahoo mail で送信すると送信元は yahoo.co.jp とはならずに xxx.mail.ssk.yahoo.co.jp のような表示になるため、明らかに不正で気を付けないといけないメールです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス (180.117.129.248) に Yahooo で正式に使用している yahoo.co.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に "お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、" との記述がありますが、"お客様お客様" と二度繰り返しています。
これって、焦っているの? 懇願しているの? それとも単にコピペミス? ww
イオンからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。