
7月10日の09:57に受信した 三井住友カード株式会社【三井住友銀行】を名乗る迷惑メール
以下のメールは7月10日の09:57に受信した 【重要】三井住友銀行アカウントの異常通知 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、三井住友カード株式会社 <member.smbc-card.com@metabespoke.co> と記述されえていますが、三井住友カードの場合 metabespoke.co のドメインで送信してくることは無く、三井住友カードは vpass.ne.jp もしくは xxx.vpass.ne.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://accout-update-smba.jp.wulianwang.art/ のURLが登録されていました。
三井住友カードのURLは https://www.smbc-card.com/ もしくは
https://www.xxx.smbc-card.com/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
accout-update-smba.jp.wulianwang.art と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが107.173.211.106で、アメリカのニューヨーク州バッファロー郡 にあるデバイスに ColoCrossing と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
accout-update-smba.jp.wulianwang.art は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "member.smbc-card.com@metabespoke.co" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(member.smbc-card.com@metabespoke.co) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると metabespoke.co から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 192.3.137.126 で、アメリカのニューヨーク州バッファロー郡 にあるデバイスに ColoCrossing と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
このメールは、三井住友カード株式会社 カスタマーサービス部 と名乗る物が、三井住友銀行にある個人の口座内容情報 (ログイン場所が異常 / 資金が頻繁に変動 など)に関して言ってきているものですが、カード会社が口座内容情報の問題や異常が発生していることを言ってくることはありません。
もし、口座内容情報に問題や異常が発生した場合は、銀行から連絡があるのが普通です。
カード会社が連絡をすることなんて、もってのほかです。
もしも、不安に思うならば、三井住友銀行のインターネットバンキングにアクセスして確認してくださいね。 ww
三井住友カードからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク先をクリックしないようにと注意喚起されているので、このようなメールは即削除しましょう。