
6月27日の04:43に受信した Amazon【Amazonカスタマーサポート】を名乗る迷惑メール
以下のメールは6月27日の04:43に受信した 【緊急の連絡】Amazonから情報を更新してください と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、amazon <urycjgg@aeon.co.jp> と記述されえていますが、アマゾンの場合 aeon.co.jp のようなドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは xxx.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
aeon.co.jp はイオンでオフィシャルに使用しているドメインなのに、Amazonからのメールのドメインに何でこれを使っているの?? 一発でアウトだってわかるじゃん。
全く低能な方々が作ったんでしょうね、これを・・・ ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://paulosplace.com/jp のURLが登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://××.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
paulosplace.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが43.159.195.30で、香港のHong Kong SARにあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
paulosplace.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "urycjgg@aeon.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(urycjgg@aeon.co.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると aeon.co.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 27.157.219.75 で、中国の広西チワン族自治区南寧市にあるデバイスにNo.31,Jin-rong Street と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(27.157.219.75) に、イオンで正式に使用している aeon.co.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( "情報更新ページ" の文字列)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。