
6月22日の16:00に受信した 三井住友カード を名乗る迷惑メール
以下のメールは6月22日の16:00に受信した 【三井住友カード】ご請求金額確定のご案内 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、三井住友カード <info-f4f8c007a3add079264183c38247d55c@xxxx.xxx.xxx.jp> と記述 (xxxx.xxx.xxx.jp は当方のメアドのドメインです) されえていますが、三井住友カードの場合 xxxx.xxx.xxx.jp のようなドメインで送信してくることは無く、三井住友カードは vpass.ne.jp もしくは xxx.vpass.ne.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、このURLに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、http://www1.iwqujd9h.cyou/?id=1xxxxxxxxxxxxxxxt=1xxxxxxxxxxxm=mxxx=xxxx@xxxx.xxx.xxx.jp のURLが登録されていました。(xxxx@xxxx.xxx.xxx.jp は当方のメアドです)
三井住友カードのURLは https://www.smbc-card.com/ もしくは
https://www.xxx.smbc-card.com/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
www1.iwqujd9h.cyou と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが198.251.88.216で、ルクセンブルグにあるデバイスに FranTech Solutions と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
www1.iwqujd9h.cyou は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "info-f4f8c007a3add079264183c38247d55c@xxxx.xxx.xxx.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (info-f4f8c007a3add079264183c38247d55c@xxxx.xxx.xxx.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると VM-0-20-centos.localdomain から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 43.134.7.3 で、シンガポールにあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
このメールには画像が含まれています。
HTMLメール形式のメールに含まれている画像データを表示させるとメールアドレス等の情報を収集されたりする可能性があるため、このメールに含まれている画像は表示させないようにしましょう。
三井住友カードからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク先をクリックしないようにと注意喚起されているので、このようなメールは即削除しましょう。