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5月18日の10:14に受信した セゾンカード【クレディセゾン】を名乗る迷惑メール
以下のメールは5月18日の10:14に受信した セゾンカード【重要:必ずお読みください】 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、セゾンカード <info@saisoncard.co.jp> と記述されえていますが、セゾンカードの場合 saisoncard.co.jp のようなドメインで送信してくることは無く mail.saisoncard.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://www.saiaoncacard.co.jp.dghuayuan.cn/ のURLが登録されていました。
セゾンカード(クレディセゾン)のURLは https://xxx.saisoncard.co.jp/ もしくは
https://www.a-q-f.com/ もしくは https://stockindex.pointunyou.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
www.saiaoncacard.co.jp.dghuayuan.cn と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが155.94.174.236で、アメリカのカリフォルニア州ロスアンゼルスにあるデバイスに QuadraNet Enterprises LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
www.saiaoncacard.co.jp.dghuayuan.cn は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "ay@saisoncard.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名を (info@saisoncard.co.jp) に改ざんして送付しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると saisoncard.co.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 182.61.49.78 で、中国の広東省広州市にあるデバイスに Baidu と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
この送信元は、実際にセゾンカードで使用しているドメインを使いメールを送信しているようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(182.61.49.78)に実際にセゾンカードで使用している saisoncard.co.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に "お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、" との記述がありますが、"お客様お客様" と二度繰り返しています。
これって、焦っているの? 懇願しているの? それとも単にコピペミス? ww
このメールの内容と同じものが "三井住友信託銀行" や "イオン銀行" を名乗ったフィッシング詐欺迷惑メールでも送られてきているので、本文を使いまわして送信元を変更して送信しているようですね。
セゾンカードからも 、この様なメールを受け取っても "メールにあるURLはクリックせずにメール自体を削除していただきますようお願いいたします" と注意喚起されているので、クリックするようなことをせずに即削除しましょう。