株式会社イオン銀行ご利用確認のお願い と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
5月17日の22:34に受信したイオン銀行【イオンクレジットサービス】名乗る迷惑メール

 

以下のメールは5月17日の22:34に受信した 株式会社イオン銀行ご利用確認のお願い と題したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、株式会社イオン銀行 <so@AEON.org> と記述されえていますが、イオン銀行の場合 AEON.org のようなドメインで送信してくることは無く、イオン銀行は xx.aeonbank.co.jp もしくは aeonbank.co.jp で送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://jeupoitrine.com/ のURLが登録されていました。

 

イオン銀行のURLはhttps://www.aeonbank.co.jp/が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

jeupoitrine.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが154.211.12.67で、香港のHong Kong SARにあるデバイスに YISU CLOUD LIMITED と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

jeupoitrine.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

メールのヘッダーを確認してみると "so@AEON.org" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(so@AEON.org) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると AEON.org から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 42.54.156.13 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスに China Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

AEON.org と云うドメインを調べてみると、IP アドレスが34.74.8.155で、アメリカのカリフォルニア州マウンテンビューにあるデバイスにGoogle LLCと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス (42.54.156.13) にAEON.orgと云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

イオン銀行からも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。