
5月4日の05:58に受信した 横浜銀行【横浜ダイレクト】 を名乗る迷惑メール
以下のメールは5月4日の05:58に受信した 【横浜銀行】お取引目的等の確認のお願い と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、横浜ダイレクト <yqkmtktn@yahoo.com> と記述されえていますが、横浜銀行の場合 yahoo.com のようなドメインで送信してくることは無く、横浜銀行の場合は boy.co.jp もしくは hamagin.co.jp もしくは boy.mfund.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
メールの差出人 及び 本文中に 横浜ダイレクト と記述されていますが、横浜銀行のインターネットバンキングの呼称は 〈はまぎん〉マイダイレクト とされているので、ここからもこのメールは明らかに疑わしいモノです。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://skyfreelancer.com/ のURLが登録されていました。
横浜銀行のURLは https://www.boy.co.jp/ 、〈はまぎん〉マイダイレクトのURLは https://www.boy.co.jp/ もしくは https://www.parasol.anser.ne.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
skyfreelancer.com と云うURLの発信先を調べてみましたが、このドメインはインターネット内に存在していないようですので既に削除されたかインターネットに接続されていないようですのでアクセスできません。
メールのヘッダーを確認してみると "yqkmtktn@yahoo.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (yqkmtktn@yahoo.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると yahoo.com から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.165.160.135 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスにChina Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
この送信元は、実際に yahoo で使用しているドメイン (yahoo.com) を使いメールを送信しているようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(175.165.160.135)に実際に yahoo で使用している yahoo.com と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に "お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、" との記述がありますが、"お客様お客様" と二度繰り返しています。
これって、焦っているの? 懇願しているの? それとも単にコピペミス? ww
横浜銀行からも 、このようなメールを受け取っても開封せずに削除するように注意喚起されています。
もし、メールを開封してもクリックを促すリンクを絶対にクリックせず即削除しましょう。