
4月24日の08:44に受信した Amazonカスタマーサービス を名乗る迷惑メール
以下のメールは4月24日の08:44に受信した プライムの自動更新設定を解除いたしました!番号:789748 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、Amazon.co.jp <fxc@gmail.com> と記述されえていますが、アマゾンの場合 gmail.com のようなドメインで送信してくることは無く amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは xxx.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、このアイコンに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://amzon.yycled.cn/ のURLが登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://××.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
amzon.yycled.cn と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが104.223.16.35で、アメリカのカリフォルニア州ロスアンゼルスにあるデバイスに QuadraNet Enterprises LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
amzon.yycled.cn は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "fxc@gmail.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(fxc@gmail.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると gmail.com から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.150.107.88 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスにChina Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
gmail で送信すると送信元は gmail.com とはならずに mail-xxx-xxx.google.com のような表示になるため、明らかに不正で気を付けないといけないメールです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス (175.150.107.88) にgmail.comと云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に、アマゾン会員と記述するべきところを "アマゾム会員" と記述している個所があります。
まったく こんなところを間違えて記述するなんて・・・ 笑っちゃいますよね。 ww
この様なメールを受け取ってもクリックを促すための文字列(リンク先が設定されている)を絶対にクリックしないで、このメールを即削除しましょう。
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。