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4月19日の06:49に受信した三菱UFJ銀行【三菱UFJダイレクト】を名乗る迷惑メール
以下のメールは4月19日の06:49に受信した (三菱UFJ銀行)お取引目的等の確認のお願い と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、三菱UFJ銀行 <vcapnwg@gmail.com> と記述されえていますが、三菱UFJ銀行の場合 gmail.com のようなドメインで送信してくることは無く、 三菱UFJ銀行は mufg.jp もしくは direct-11.bk.mufg.jp もしくは xxxx.bk.mufg.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://www.youxinjy.com/ のURLが登録されていました。
三菱UFJ銀行のURLは https://www.bk.mufg.jp/ 、三菱UFJダイレクトのURLは
https://direct.bk.mufg.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
www.youxinjy.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが155.94.197.38で、アメリカのカリフォルニア州ロスアンゼルスにあるデバイスに QuadraNet Enterprises LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
www.youxinjy.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "vcapnwg@gmail.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(vcapnwg@gmail.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると gmail.com から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 119.115.98.243 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスにChina Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
gmail で送信すると送信元は gmail.com とはならずに mail-xxx-xxx.google.com のような表示になるため、明らかに不正で気を付けないといけないメールです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス (119.115.98.243) にgmail.comと云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に "お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、" との記述がありますが、"お客様お客様" と二度繰り返しています。
これって、焦っているの? 懇願しているの? それとも単にコピペミス? ww
このメールの内容と同じものが "三井住友信託銀行" や "イオン銀行" を名乗ったフィッシング詐欺迷惑メールでも送られてきているので、本文を使いまわして送信元を変更して送信しているようですね。
三菱UFJ銀行からも 、この様なメールを受け取っても安易にリンク先ホームページにアクセスしたり、アクセス先のホームページに暗証番号、パスワード等を入力しないようにと注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。