4月5日の8:54に受信した ソフトバンク株式会社 を名乗る迷惑メール
以下のメールは4月5日の8:54に受信した 【最終警告】SoftBank からの緊急の連絡 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、ソフトバンク株式会社 <info@i.softbank.jp> と記述されえていますが、このアドレスのドメインはソフトバンクのiPhoneから送信されるEメール(i)のドメインですが、ソフトバンクから送信されるメールは xxx.softbank.jp のドメインで送信してくるらしいので、これは疑うべき差出人です。
また、info@i.softbank.jp のメアドで送信してくるメールはフィッシングメールとの報告もあるので、明らかに疑うべき不正なものであると認識しておいた方が良いと思います。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、http://www.my.softbcnk.jp.qfjx184.top/ のURLが登録されていました。ソフトバンクのURLは https://www.softbank.jp/ もしくは https://××.softbank.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
www.my.softbcnk.jp.qfjx184.top と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが64.227.31.237で、アメリカのニュージャージー州ノースベルゲンにあるデバイスにDigitalOcean, LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
www.my.softbcnk.jp.qfjx184.top は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "wu@softbank.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名を (info@i.softbank.jp) に改ざんして送付しています。
この送信者は、実際にソフトバンクで使用しているドメインを使いメールを送信しているようです。
メールのヘッダーから送信元を確認すると softbank.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 106.13.20.156 で、中国の広東省広州市にあるデバイスにBaidu/Telecomと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(106.13.20.156)に実際にソフトバンクで使用している softbank.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
ソフトバンクからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。
どうしても気になるのであれば、正規サイト (https://www.softbank.jp/) に直接アクセスして内容の真偽を確認しましょう。