4月2日の11:06に受信した 住信SBIネットダイレクト【住信SBIネット銀行】を名乗る迷惑メール
以下のメールは4月2日の11:06に受信した 【住信SBIネット銀行】お取引目的等の確認のお願い と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、住信SBIネット銀行 <eiqdaq@yahoo.co.jp> と記述されえていますが、住信SBIネット銀行の場合 yahoo.co.jp で送信してくることは無く netbk.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、
https://www.cb2bying.com/ のURLが登録されていました。
住信SBIネット銀行のURLは https://www.netbk.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
www.cb2bying.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが107.150.4.52で、アメリカのカリフォルニア州ロスアンゼルスにあるデバイスにQuadraNet Enterprises LLCと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
www.cb2bying.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "eiqdaq@yahoo.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(eiqdaq@yahoo.co.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると yahoo.co.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.165.161.153 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスにChina Unicomと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
yahoo mail で送信すると送信元は yahoo.co.jp とはならずに xxx.mail.ssk.yahoo.co.jp のような表示になるため、明らかに不正で気を付けないといけないメールです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレスにyahoo.co.jpと云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
住信SBIネット銀行からも 、この様なメールを受け取っても "不審なメールのリンク先には絶対にアクセスしないようご注意ください" と注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。