三井住友信託銀行を名乗るフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
3月23日の23:11に受信した三井住友信託銀行を名乗る迷惑メール

 

以下のメールは3月23日の23:11に受信した 【三井住友信託銀行】振込入金失敗のお知らせ と題したメールです。

 

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、【三井住友信託銀行】 <smbctb@konfor.com> と記述されえていますが、三井住友信託ダイレクトの場合 direct.smtb.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

はクリックを促すためのリンクですが、このアイコンに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、

https://wwwricks-mg.com/ のURLが登録されていました。三井住友信託ダイレクトのURLは 

 

wwwricks-mg.com と云うURLの発信先を調べてみましたが、このドメインはインターネット内に存在していないようですので既に削除されたかインターネットに接続されていないようですのでアクセスできません。

 

wwwricks-mg.com と云うURLは接続不可でしたが、www.ricks-mg.com だとインターネット内に存在しているので、このURLをアイコンに設定したかったのではないかと思いました。ww

 

メールのヘッダーを確認してみると "smbctb@konfor.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(smbctb@konfor.com) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると konfor.com から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 180.124.76.64 で、中国の江蘇省徐州市にあるデバイスにChina Telecomと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

konfor.com と云うURLはアメリカのワシントン州シアトルにあるデバイスにAmazon Technologies Inc. (GLOBALACCELERATOR, Global)と云うISPが割り当てしたアドレスなので、konfor.com は中国のサイトではありません。

 

中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(180.124.76.64)にkonfor.comと云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

三井住友信託銀行からも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。