悪夢の話 | この世の外ならどこへでもーモラハラ・DVからの自己回復日記

この世の外ならどこへでもーモラハラ・DVからの自己回復日記

2012年より「望郷解毒酒場」という謎のタイトルで書いてきたこのブログ。
離婚後は解毒する「毒」も無くなったのでタイトルを変えました(2021・4より)
*ブログ内のすべての文章・エピソードのコピー・転載は禁止しています。

寝てて自分の叫び声で目が覚めたことあります?

私は何度かある(笑)

 

最近もそれがあった。

 

冬が近づいて日が短くなると、精神状態が普段以上に悪くなるのは昔からなので慣れてはいたんだけれども、さすがにこの前のは閉口した。

私はもともとかなり鮮明な夢を見る。そして細かく覚えていることが多い。

色もはっきりしているし、現実味があって時には匂いまで感じる。

 

先日ね。

侵入者が家の中にいる、って夢を見たんですよ。

侵入者=元配偶者。

 

で、「ちょっと!なんでおまえがここにいるんだよ!出てけ!」と、言ったところで目が覚めたんですが、、

いやあ、、やばい夢見た、、参った参った、、と、起きて居間に行ったら見慣れぬカバンがソファの上に、、

 

「ゲッ、、なにこれ」

隣の部屋にやつが、、?

 

声出ねえ、、ってか叫ばなきゃ、、「うあああ、、!!」とやっと叫んで緊急通報しようと出したスマホを奪われそうになったところでほんとに目が覚めました。

ええ。

「夢」だったんです。

最初に目が覚めた、のもまだ夢の中だったわけ。二重構造の夢。

 

しかもそれが、また寝るとまた続くのね。一晩中。

「侵入者・続編」が上映されるわけですよ、脳内で。二重三重構造の。

で朝まで熟睡できず、ウトウトすると悪夢で目が覚める、の繰り返しでとことん疲弊。

最悪の目覚め(現実)

 

起きて一番に玄関を確認しに行ったら、ちゃんと3重にロックかかってたし、いつもどおりの家の中。

誰も侵入した形跡はない。

 

悪夢、ってトラウマの再演らしいです。

睡眠中にフラッシュバックを起こしてるのと同じ、っていう説を見たことがある。

 

これまでも悪夢はよくあったんだけど、ここまでキッツいのは無かったから、その日の夜はちょっとメソメソしながら考えた。

眠ったらまたずっと悪夢とか怖いし、、と。

 

そこで、ふと気づいた。

「てか、夢の中ってことは、よ?私のほうも何でもできるんじゃね?」

 

で、画像を見てイメージしてから「(夢の中で)自動小銃ぶっ放してやるから来るなら来てみやがれ、この腐れ外道が!」と呟いてから寝ました。(どんな寝方だ、、)

 

さて。その晩、悪夢は見ませんでした。

 

が。

映画を見ている夢だったんだけれども、これがまた。

 

「デヴィッド・リンチが監督してるような」なかなか香ばしいカルトムービーを見ている夢で、その主演は(80年代ころの金髪の)デヴィッド・ボウイだった。実際にそんな映画はないんだけど。

 

「ツインピークス」にはボウイが出てたっけ?たしか。でもデヴィッド・リンチ監督のは他には出てないし主演など実際はない。

 

起きてからも、夢で見た映画の物語の筋はしっかり覚えてた。
私がまともに観たことのあるデヴィッド・リンチ作品は「裸のランチ」だけだけれど、内容は全く違う。

 

原作を読んで、劇場で観たあと、あれは結局何だったんだ?と確かめる意味で、数年後にビデオでも見た。私は興味深く見たけれど人にはおすすめしない。気分が悪くなること請け合いw

そもそもあの作品には「物語の筋」なんてものはほぼない。ウイリアム・バロウズの幻覚なんだもの。

 

ちなみに「ブルー・ベルベット」は観ていない。てか観たくなくてみていない。

私が若い頃(笑)、サブカル好きのアート女子ならみんな観る、あの映画が好きって言っておけばエキセントリックでヨシ、みたいな感じがあってそれがなんか嫌だったから。

単に私がアマノジャクなだけ。

 

===とはいえ、たぶん一般的には十分「悪夢」な内容だった(ので詳細は書かない)けれど、映像が非常に綺麗だったのでわたし的には、おけ。

 

というか、デヴィッド・リンチ風のそれを作ったのは結局は私の脳内なわけなので、そこですでに病んでいるのかもしれないというのは、まあ、、それはそれ。日が短くなったしそろそろ冬だしなー。