音楽の話 その8ー 音階ってなんだっけ? | この世の外ならどこへでもーモラハラ・DVからの自己回復日記

この世の外ならどこへでもーモラハラ・DVからの自己回復日記

2012年より「望郷解毒酒場」という謎のタイトルで書いてきたこのブログ。
離婚後は解毒する「毒」も無くなったのでタイトルを変えました(2021・4より)
*ブログ内のすべての文章・エピソードのコピー・転載は禁止しています。

私自身、歌うのは不得意なんで、言うのもあれだけど、これは下手なのでわ??というアーティストはいる。

 

しかしプロだし、なんだかんだ言ってもカッコよかったり楽曲がいいので、それも「味」とか「雰囲気」ということで納得させられる。

 

でも久しぶりに聴くと、やっぱ歌下手だよね?ね?(笑)

 

 

 

wikiにも「音階をまるで無視した歌唱」(すごい言いようだな)とある、イギリスのオルタナ・バンド「フェルト」

 

 

この曲だけじゃなく、全部こんな調子。

 

そんなつもりで「こう」なのか、精一杯歌ってこうなのか、はわかんないけど聴いているとこれがハマるので一時期このアルバム「Forever Breathes The Lonely Word」ばかり聴いてた。

 

活力に溢れたマッチョな音楽は苦手だから、この酔っ払って風呂の中で歌ってるみたいな脱力し尽くしたヴォーカルは心地よい。

 

 

 

そして

ニュー・オーダー

 

 

これもイギリスのオルタナバンド。

ザ・スミスと同じマンチェスター出身

 

クラブっぽい、というか、この曲も電子音が2分くらい続いてからの脱力ボーカル。

(電気グルーヴの石野卓球はニュー・オーダーの来日公演にゲスト出演してる。つまりあんな感じの雰囲気)

 

前身のバンドが「ジョイ・ディヴィジョン」

ツアー出発前の''月曜日の朝に''イアン・カーティスを失って、その後残されたメンバーが結成した。

 

もともとジョイ・ディヴィジョンではイアン・カーティスがボーカルだったんで、イアン亡き後ニュー・オーダーではバーニー(バーナード・サムナー)が歌うことに。

 

ライヴの下手さ加減は有名、wikiには「ラフな演奏能力」とある。

言いかたよね、何事も(笑)

能力が、ラフって、、、

 

いいな。今度から使おう。「能力がラフ」

 

 

 

80年代ネオアコの代表的バンド

アズテック・カメラ

 

 

これはデビューアルバム「ハイランドハードレイン」の1曲目。

 

初めて聴いたとき「???」と思った。下手なのか、味なのか判別が難しかったから(笑)

 

でも気に入って、5作目まではアルバムを聴いてたら、段々とロディ・フレイムはビジュアルもあか抜けて(チャラくなったとも言われてるね)歌もうまくなっていった気がする。

いまのロディは髪の毛がちょっと残念。

 

 

あれ?

 

そういえば、もしかしたらオルタナやネオアコに多いんじゃない?じつは歌下手なバンド、、。

 

イメージだけど、メタルやハードロックにはいないんじゃないだろうか。

決して笑いを誘っちゃいけないジャンルだからか。

(デスメタルはまた別な気がするけど。叫んでるだけだし。いやイメージねw)

 

 

 

最後に邦楽。

中川勝彦 、今どきの人は知らないと思うけど、

しょこたんのおとーさんね。

ギタリストのcharと一緒にやってたミュージシャン、ボーカリスト。俳優でもあった(大林宣彦の映画に出たり、時代劇で沖田総司を演じてたこともある)

 

 

 

 

こんな動画があったよ。

どんな風貌と歌声だったか一度にわかる。

 

 

曲は1分18秒あたりから。これでは途中で終わってるけど、リフが続いて結構長い曲だったはず。

クリスマスソングなんで時期外れだけど、いい曲なのよ。(これもcharとのコラボだったはず)

 

この人も、歌唱がラフ(笑)

 

でも高音がきれいで、なにより姿がうつくしい。

こんな美しい男がこの世にしかも日本人でいるんだ??と思ったもんな。

 

見目麗しいってそれだけで才能だし、説得力がすごい。

動いてる!歌ってる!だけでヨシ。

もちろん、彼の作った楽曲もかっこよくて好きだった。

今でもちょっと歌える(笑)

 

「クールロマンティック」あたりから、テレビにも出るようになったけど、単にアイドル的なミュージシャンではなくて「音楽」をやろうとしてた人。

 

 

結局あれだな、自分が好きで聴いてて気持ちよければ、それでいいのよ。