NHKラジオ講座いよいよ聴き始めております。
実に面白いですねえ。
最近は講師、アシスタントの質が非常に高くなりました。
もちろん学術的にも優れた講師の方たちですが、
それぞれの個性が出ていまして、単なる語学学校の優等生というだけではなく
多彩な味付けをしています。

最初の一週間、つまり今週の放送を各言語聴かれると良いですね。
聴いてみて、「これは面白い」と合点がいった放送を一年間欠かさず聴くことです。
NHKの語学サイトには一週間分をいつもストリーム再生して聴くことができ、録音もできます。

ちょっと余談になるのですが、最近のラジオの司会やコメンテーターの日本語能力は
残念ながら落ちてますね。最近は特に酷いもので、聴いて気持ちが悪くなることもあります。
昔、永六輔さんがやたらに鼻濁音に煩く、鼻濁音の無い中部地方の人間の私はうるさく感じた物でしたが、今は私が永六輔さんのように他人の日本語が気になってしようがなくなりました。

しかし、ラジオのNHK第二放送の講演者の方々では例えそれが外国人で多少日本語表現に問題があったり文法の間違いがあっても、全く気にならず聞きほれてしまうしまうことがあります。

これはやはりその人の人生体験、語ろうとする内容の質の違いだなと思います。
前回、「語学に能力は要らない」とは申しましたが、その人の本質が出てくるものですから
「語学は話学でもある以上、人生を真面目に常に問いかけ続けている人の話は人を大きく感動させるものだ」なと、改めて感じた次第であります。

自身を振り返って中身のない私などは「沈黙は金」なのかも知れませぬ!