ジャコメッティ展 | 飲・水・思・源・2

ジャコメッティ展

 

 新国立美術館で開催されていた「ジャコメッティ展」を観てきました。アルベルト・ジャコメッティ(1901-1966年)は20世紀を代表する彫刻家で、細長く引き伸ばされた人形の彫刻で有名です。

 

 ジャコメッティの彫刻といえば、私の中で世界一素晴らしい美術館認定されている、デンマークにあるルイジアナ近代美術館を思い出します。ここにあるジャコメッティの常設展示の光景は、アートと自然の風景が一体とした環境が生まれていて、訪れた時にはオリジナルとはこういうことか深く感嘆したものです。個人の想像力を超えたその場所の特性を活かした設計、それを想う時、あの光景を思い出します。

 

 

 

 ところで今回企画協力のマルグリット&エメ・マーグ財団美術館、写真がコルビジュエっぽいなと調べたら、スペインの建築家ホセ・ルイ・セルト(コルブの弟子)による設計でした。

 

黒川哲志建築設計事務所HP:https://www.kurokawadesign.com