店舗デザインにおけるBIM活用の実例 | 飲・水・思・源・2

店舗デザインにおけるBIM活用の実例

 トークセッションの後は、休憩を挟んで池田建築設計の池田暢一郎氏による「店舗デザインにおけるBIM活用の実例」と題したARCHICADの活用事例紹介を聴講。池田氏は前日に訪れた銀座伊東屋のインテリアデザインを手がけられた方でした。その話とともに伊東屋の羽田空港店を手がけられた時のお話もして下さいました。とてもタイトなスケジュールで、ARCHICADのBIMの特性を活かさなければとても間に合わなかったということです。

 

 

 基本図面、什器図、透視図夫々が連動していて、どれかを修正すればすべての図面が修正されること、また基本図面を描くことで3Dも自動で作成される点、ウォークスルーもストレスなく出来る点(但しPCのスペックをある程度上げる必要はあり)がまず素晴らしい。BIMはこれからの趨勢であり次第に全てのCADがこうなっていくでしょう。後は構造や設備、施工との連携がとれるようになるか。そこまで行くのがいつなのかを見据えて我々もソフトの整備を考えていかなければなりませんね(大きなお金がかかることなので)。

 

黒川哲志建築設計事務所HP:https://www.kurokawadesign.com