日本オラクル本社見学 | 飲・水・思・源・2

日本オラクル本社見学

東京インテリアプランナー協会の有志で、
日本オラクル(株)本社を見学させて頂きました。

外苑前駅から直結で2Fスカイロビーへ上がると、
まるで高級ホテルの様な受付がお出迎え。
この部分のインテリアデザインは、
デザインアーキテクトとして関わった佐藤尚巳氏。
ちなみにビルの設計施工は清水建設。

オフィスやサーバー室まで見せて頂いた後、
14Fのパブリックスペースとセミナールームを見学。
待合室は、竹や格子のモチーフによる和の雰囲気。
ここのインテリアデザインはSYSTEM-O Design Associates。
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ちなみに14Fのエントランスでは、
オラクルの有名な社員犬Wendy Wendyのぬいぐるみが出迎えてくれます。
毎週水曜日に出勤しているということで、残念ながらこの日は会えませんでした。
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最後は24Fへ。
役員用会議室を見た後、茶室を見学。
そう、こちらには地上100mに茶室があるのです。
お茶を頂きながら、ファシリティ担当のディレクターである瀬谷氏から、
今回のオフィス移転計画に関する理念を伺いました。
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日本オラクルといえば、
旧オフィスは「赤の部屋」「青の部屋」といった会議室や
インコのいるジャングルの様な内装といった
特徴的なデザインで知られていました。
それは日本における外資系ベンチャー起業として自社をPRし、
企業風土を構築する段階ではとても効果的に働いたそうです。

そして社員が2000名を越え東証一部上場を果たした企業として、
日本オラクル第二章を具現化したものが今回のオフィス。
詳しくはこちらのHPを見て頂くとして、
共感したのは「経営ビジョンとオフィスデザインは一致する」ということ。

企業理念をオフィスデザインに還元するという哲学の元に、
単に「働く場所を作る」=ハコをつくるのではなく、
根本的な「働く環境を考える」ことで
企業そのもののブランディングに成功していると感じました。