空間に関して、戸坂潤は次のように言っている。
 
物質が物質として在る在り方を性格づけるもの、それが空間に外ならない。空間は自然の(又物質の)性格であり、即ち自然の(又物質の)Dacharakterとしての性格を言い表わすものであり、即ち又それ自身1つのDacharakterである。空間は何にもまして空間という「存在の性格」でなくてはならない。
 
つまり、空間という容れ物の中に物質があるのではなく、物質の存在の仕方のひとつの側面が空間であるということだろうか。時間についても同じことが言えるのかもしれない。私の理解はまだ充分ではない。