弁証法は「思考及び存在をつらぬく普遍的な法則」と言われます。つまり物事を弁証法的に把握するには、その物事をありのままに理解する必要があります。弁証法そのものを理解することは必ずしも容易ではありません。それでは弁証法を理解するまで、物事を理解することができないのでしょうか。私はそうではないと思います。
水泳を上達するためには、泳ぐことが最も重要であるように、物事を理解できるようになるためには、物事について考えること自体が最も重要だと思います。水泳に関する完全な理論が水泳の上達に必要でないように、弁証法の完全な理論が、考えるために必要なわけではありません。
それと同時に、自己流で泳いでいるとなかなか上達しないことも事実であり、重要な理論的なポイントを理解することにより、より効率的に上達できるということができます。同様に、考えることも、自分だけで考えていても表面的な理解になりがちです。物事について考えるための重要なポイントを理解することにより、より効率的に考える力をつけることができます。
弁証法的にとらえるための重要なポイントには、次のようなものがあります。もちろんこれらに尽きるわけではありません。このようなポイントをチェックすることにより、物事をより深く理解することができます。
ただし、これらはあくまでも物事をありのままに理解するためのヒントであり、それを無視してこれらを機械的に当てはめることは、反って誤った認識に導く場合もあることも忘れてはなりません。
◆すべての事物は互いに関係しあっている。
◆すべての事物は運動し変化している。
◆世界全体として、単純なものから複雑で高次なものへと発展している。
◆事物の内部には対立した概念が相互に浸透している。
量と質、本質と現象、必然と偶然、原因と結果、内容と形式、普遍と特殊、全体と部分、など。
◆変化には、量的変化と質的変化がある。
◆質には、それを規定する量的なものがある。
◆質を規定する量の変化の累積は、質的変化に転化する。
◆運動・変化・発展の背後には、原動力である弁証法的矛盾が存在する。
弁証法的矛盾とは、有限な存在が、自己の中に自己を否定するものを生み出し、自己を肯定するものと否定するものとが自己の内部で対立しあうことをいい、これを契機として、その存在を、高次なものへと発展させるものである。
◆すべての事物は運動し変化している。
◆世界全体として、単純なものから複雑で高次なものへと発展している。
◆事物の内部には対立した概念が相互に浸透している。
量と質、本質と現象、必然と偶然、原因と結果、内容と形式、普遍と特殊、全体と部分、など。
◆変化には、量的変化と質的変化がある。
◆質には、それを規定する量的なものがある。
◆質を規定する量の変化の累積は、質的変化に転化する。
◆運動・変化・発展の背後には、原動力である弁証法的矛盾が存在する。
弁証法的矛盾とは、有限な存在が、自己の中に自己を否定するものを生み出し、自己を肯定するものと否定するものとが自己の内部で対立しあうことをいい、これを契機として、その存在を、高次なものへと発展させるものである。